帰宅後はアニメとミステリーとともに

ツイッターや読書メーターでは書ききれなかったミステリーの感想やアニメの考察など

2016-01-01から1年間の記事一覧

文学フリマに行こう(またはアニメ評論同人誌に寄稿するとは)

11月23日に文学フリマというイベントがあります。 カの35-36がアニメクリティークの場所になります。 当日目印ポスター (A1) pic.twitter.com/oKygPxcYE6— アニクリ@東京文フリ_カ36 (@anime_critique) 2016年11月16日 ポスターから見る通り、君…

あまんちゅ8話のコト(もしくは登場人物の性格を考えるコト)

音楽、ストーリーもとても安定してよく、名言に感じるセリフがいくつもあるいいアニメです。そのあまんちゅのアニメの中でも一番好きなのが、8話の「まだまだ知らないコト」です。今回に関しては、見たらわかるよ。と言われるかもしれませんが、書いていき…

アナザーと叙述トリック(またはコミケで寄稿したものの宣伝)

夏コミ3日目東ポ-13bでの新刊『PRANK! Vol.3 Side-A 水島精二評論集』『Side-B 水島努評論集』の「Side-B 水島努評論集」に「Another」について寄稿しています。大胆な仮説も入れてるので見てね。 https://t.co/2Gxm4jwK2f— あんすこむたん(旧でりだん) (@…

リゼロのレムとラム(もしくは切っても切り離せない関係)

特に原作を読んだわけではないのですが、物語としてのうまさは先に進めば、よりはっきりと分かるように思えるので、話を分かりやすくするためにも、あえてアニメの4話以降(原作であれば2巻以降)のみを扱っていきます。ループの告白を防ぐ仕組みリゼロの…

ふらいんぐうぃっちという不思議な世界(もしくは魔法と非日常はどうやって日常に変わる?)

物語は主人公が魔女のしきたりの関係から、青森県に引っ越ししてくるところから始まります。作画も弘前市の自然を見せるために綺麗で安定して見れるアニメです。wikiを見ると日常ものという判定をされていますが、 ふらいんぐうぃっちの場合、少し特殊です。…

四月は君の嘘はスクリーンでどう紡がれる(または実写化はどうされるべき)

東京であった文学フリマに出かけて、 購入したものに四月は君の嘘(以下 君嘘) について触れているもの(フィクションは重なり合うとMerca)があったので、また書きたくなりました。 既にアニクリで書いているののとツイキャスでも話しているので、こ…

ミステリーのアニメ化はなぜ難しいか(またはミステリーとアニメの親和性)

分りやすくするために最近のミステリーに関わるアニメを紹介しながら、難しさを考えます。 僕だけがいない街 (以下僕街) 終盤は原作と違う形であったり、OPは回によって微妙に違いがあります。更に校舎が水で満たされる描写、EDでハムスターが回し車を回し…

ディメンションW・アニメと原作の差異(もしくは省略される表現・強調される表現)

アニメでは時間が限られているので、原作から省略される場面が出てきます。 原作との差は多かれ少なかれ出てくるので、通常アニメを見る際はあまり気にしません。 ただ、この「アニメ通りの原作なら、短編が得意な人なのだろうか?」と思ったほど一シーン、…

昭和元禄落語心中(もしくは「カメラの視点」)

副題にもある通り、「カメラの視点」に注目して、書いていきます。 座ってる状態で、話している状況が続くアニメであるので必然とも言えます。 (原作は読んでないので、アニメのみの話です) その前に与太郎が演じた「出来心」という噺について、補足説明で…

ブログ始めました(もしくは始めに)

ツイッターと読書メーターをあんすこむたんという名前で、しています。 アニメやミステリーを見る中で、もっと詳しく書きたいと思うことが幾度もありました。 ツイッターや読書メーターでは満足いかなくなり、 「アニメクリティーク」と「PRANK!」とい…